山形県高畠町
地域留学 第4期生
2023年 夏
くらし、なりわい、コミュニティ
~「またね」といえるつながりを~
山形県高畠町の地域留学とは?
田舎ホームステイと山形県高畠町で行う、地域巡り会いツアーです。高畠町に暮らすユニークな方々と生活や仕事を共にすることで、「くらし、なりわい、コミュニティ」を体験していただく企画です。
2つのコースから選んだプログラムで1週間の滞在となります。一緒に新しい企画を考える機会もありますので、みなさんの独自の視点や能力でまったく新しい未来を作ってください。
また参加者同士の交流会や地域イベントでの交流の機会も設けていますので、今回の出会いがみなさまにとって心地よく有意義な繋がりになれば幸いです。
高畠町について
高畠町(たかはたまち)は、山形県の南東にある人口約2万2千人の町。
東置賜郡に属し、ぶどう〈デラウエア〉の生産量は日本一です。
高畠町は「有機農業」の盛んな町としても知られ、農業(稲作・果樹・野菜畜産・山菜)、
食料品工業、日本酒製造メーカー、ワインメーカー、パン製造企業、機械工業、電子工業、リサイクル企業、バイオマス企業などを有し「農業と工業」の調和のとれた町です。
夏は暑く気温の日格差が大きい典型的な「盆地型気候」であり、昼夜の温度差が大きいため果物など農作物の栽培に適しており、「春夏秋冬」がはっきりとし「四季の風景」の移り変わりを楽しむ事ができます。
羽田空港から車で5時間位、東京駅から電車で2時間30分で着きます。 新幹線があるため意外とアクセスが良く観光スポットへの移動も近いです。
プログラム概要

期間 | 2023年8月29日〜9月2日 2023年9月12日〜9月16日 |
対象者 | 全国の大学生,一般の方 |
人数 | 8名/週×2 |
参加費 (税込) | 1.5万円 ※上記に朝昼晩3食、お風呂、送迎費を含みます。 ※懇親会や打ち上げの費用は別途お支払いいただきます。 |
コース | ①アグリコース ②アッチコッチコース |
応募締切 | ■先行申し込み 6月10日(土)~7月17日(月) ■一般申し込み期間 7月20日(火)~8月24日(木) |
運営形態

山形県高畠町:https://www.town.takahata.yamagata.jp/
全体日程

各コースについて

各コースの体験先

①アグリコース受け入れ先紹介
たかはたオーガニックラボ 小林 温さん

農家に婿入りして有機農業に携わり16年になる小林です。有機農業に関わる生産法人に勤務する傍ら農家としても現場で米作りを行っております。米農家でおいしいコメを食べ過ぎたためか通風を発症したことから玄米食を日常的に取り入れ始め、健康な食と農とは何かについて考えるようになりました。
たかはたオーガニックラボは次世代に健康を伝える事がテーマとして2019年に立ち上がりました。現在は町内の学校給食に健康な食と農を取り入れる事を取り組みを進めています。ラボの中でも健康になる給食へどのような基準を設けたらよいかなど様々な部分で悩みがあります。みなさんにはたかはたオーガニックラボに所属する農家の方と一緒に農作業をしていただきながら、率直なご意見をいただき私たちも新しい気づきが得られれば幸いです。
・田んぼでの草取り作業など
・各種農作物の栽培や選別などのお手伝い
農業女子Anechan代表 大野 美千代

実家が高畠町のお隣南陽市で、元々農業に関わってはいませんでした。東京で就職してしばらく住んでいたのですが、16年ほど前にUターンして果樹農家の家に嫁いだ事をきっかけに旦那と一緒に果樹農家をはじめました。女性農業者は元々少ない事もありますが、所属できるコミュニティそのものもほとんどありませんでした。そこで近隣で農業に携わる女性に声をかけ農業女子Anechanを結成しました。
Anechanでは女性目線での農業の楽しさや現状を皆さんに知ってもらうべく、マルシェへの参加や食育の本の紹介する活動等を行っています。
・ぶどう園地での作業や出荷手伝い
・園地周辺での自然体験
農事組合法人くだもの畠 代表理事 佐藤 尚利

三鷹洋梨園八代目・佐藤尚利です。当農園は、山形県高畠町の三条目という所で、古くから農家を営んでおり、明治35年に初めてラ・フランスの苗木が日本に輸入された時に、佐藤鷹次が栽培し始め、現在の「三鷹洋梨園」となりました。
「美しい風景」が広がる山形県高畠町。その多くは、地元農家が四季折々の厳しさと対峙しながら守り育ててきた賜物といえるでしょう。私たちはこの町で育った「果樹農家」4人組です。受け継がれた「美しい風景」を未来に残すため、くだもの畠プロジェクトを立ち上げました。団体として放棄地の継承や研修生の受け入れなどを行っております。
・各種果樹の園地作業
・農業研修生との作業
Oboco grapes 高橋 未来

変わり者30代夫婦が2022年4月から家族で高畠町に移住し夫婦でぶどうづくりにチャレンジしています。 oboco grapesは、oboco=おぼこは山形県の方言で「こども」。「ぶどう」を軸に、おぼこ視点でのモノコトづくりを実践していきたいという思いを込めoboco grapesと名付けました。
大学、卒業後ニュージーランドの大学とワイナリーでぶどう栽培と醸造を学び、大手ワイン会社で栽培業務を担当していた夫。大手旅行会社での営業企画業務、青年海外協力隊として南米ペルーでの観光プロジェクトに携わり、某県庁にて外国人観光客誘客事業を担当していた妻です。農家としてスタートし始めた私たちの仕事や暮らしを一緒に楽しみましょう!
・農作業体験
・古民家暮らし体験など
②アッチコッチコース受け入れ先紹介
とくし丸 山田 洋貴

高畠町に何か貢献できる事はないか?そんな思いから2年前より移動スーパーとくし丸を始めた山田洋貴です。
高畠町に「笑顔」を増やす。
ずっとこの気持ちを大切にしながら販売をしています。
僕とお客様が会話をしたり、ご近所同士がとくし丸を囲んで話をしたり、そんな日常にとくし丸が存在できたら嬉しいなと思っています。
これからの未来は「結」が必要だと考えます。
人と人との繋がりを大切にする。
そんなキッカケになるべく今日も笑顔で販売します。
・農作業体験
・古民家暮らし体験など
旅館エビスヤ 代表 井田 和史

井田 和史
「愛犬のおやど」代表を務めております井田和史です。私は地元の高校を卒業後に大阪の専門学校を経て東京のパークハイアット東京や大阪のダイニングキッチンで料理を学びました。26歳の時に山形に戻りエビスヤに就職をしましたが地元の宴会などが主な仕事としているうちに、高畠町も含めて全国の多くが人口減少して行くことに大きな不安との葛藤をする毎日でした。
東北にはまだまだペットと楽しめる代表的な観光地はありません、私たちは愛犬のお宿での取り組みを通じて東北エリアの先進的な観光地を作りたいと考えています。可能性が広がっていく事を期待しています。
・エビスヤ旅館の装飾物やPRに関わる制作物の作成
・エビスヤ旅館の集客や総合的な広告宣伝についてのアイディアワーク
よねおりかんこうセンター(株式会社エイコウ) 副支配人 武田哲朗

高畠町にある観光立ち寄り施設「よねおりかんこうセンター」の武田哲朗です。産まれも育ちも高畠町で、縁あって仕事をさせてもらっています。
当店は開業から約40年の観光立ち寄り施設で、さまざまな変遷を経て、現在、販売部門は、銘品・銘菓を取り扱うお土産コーナーと契約農家さんの商品を中心に山形のセレクトショップを目指している「たかはた地産館」を設けています。また、お食事では米沢牛や手打ち十割蕎麦をご提供する、レストラン「よう山亭」がございます。
当店の他に、株式会社エイコウとして、道の駅たかはたの売店・レストランの運営や、東京・銀座にある、山形県のアンテナショップ「おいしい山形プラザ」の販売管理、一部運営も行っています。
「常に旅する人の心で」の社是の下、地域の様々な団体・企業の方々とも協力しながら、観光業発展に取り組んでいます。
・販売・飲食のお手伝い
・新しい観光素材開発や自社PRのやり方など
高畠熱中小学校 事務局長 長谷川 智之

長谷川 智之
高畠熱中小学校事務局長の長谷川です。大学卒業後、地域おこし協力隊という事で高畠町の町おこしのお仕事を3年やらせていただき、今も引き続き熱中小学校の取り組みを通じて、まちづくりに関わらせていただいています。高畠熱中小学校とは、新たな一歩を踏み出す人を応援するプラットホームです。具体的には月に2回、様々な分野で活躍される先生をお招きしての授業を行っております。授業以外にもワインづくりや交流事業、全国20校の姉妹校との連携事業など廃校再生を通じて様々な取り組みを行っています。こうした取り組みをきっかけに様々な出会いや化学反応が起こり、起業や移住などの新たなアクションが生まれてくることを期待して活動しています。
・地方創生や地域活性化についての哲学対話
・熱中小学校の運営や企画に関するアイディアワーク
滞在先
①ギルドハウス高畠 (アグリコース)

・朝晩、食事はみんなで自炊
・洗濯機、ドライヤーなどは共用
・お風呂もあるけど小さいので基本温泉へ
②エビスヤ(アッチコッチコース)

・朝晩、食事が出ます
・洗濯機など使用可能
・お風呂も旅館の浴室が使えます
滞在日のスケジュール

利用の流れ
お申し込みフォームを入力します。
■先行申し込み 6月10日(土)~7月17日(月)
※ご希望に合わせてコースなど調整させていただきます。
※7月18日(火)にメールにて結果をご連絡します。
■一般申し込み期間 7月20日(火)~8月24日(木)
※先着順、定員に達し次第終了になります。
各コースに分かれてプログラムが始まります!
アクセスについて
初日 13:30 高畠駅集合
[推奨]
・山形新幹線つばさ 11:00発 13:14着つばさ135号
[その他 前乗り等は要相談]
・夜行バス 赤湯温泉や南陽市役所へ • 18切符で鈍行列車の旅
・山形空港、仙台空港より
FAQ
これまでの高畠地域留学

















