山形県高畠町
地域留学 第2期生
2022年 夏
「暮らし、なりわい、コミュニティ」
あなただけの出逢いと発見を!
山形県高畠町の地域留学とは?
田舎ホームステイと山形県高畠町で行う、地域探究型インターンです。高畠町に暮らすユニークな方々と生活や仕事を共にすることで、「くらし、なりわい、コミュニティ」を体験していただく企画です。
4つのインターン先と2つの滞在先から一つずつ選び1週間の滞在となります。各受け入れ先ではまだ答えのないこれからのビジョンを探究テーマとして設けています。是非みなさんの独自の視点や能力でまったく新しい未来を作ってください。
また参加者同士の交流会や地域イベントでの交流の機会も設けていますので、高畠町でのあなただけの出会いと発見が様々なきっかけの場となれば幸いです。
プログラム概要

期間 | 2022年8月22日〜8月27日 2022年9月5日〜9月11日 ※期間中1週間〜滞在可能 |
対象者 | 全国の大学生,一般の方 |
人数 | 8名/週×2 |
参加費,食費 (税込) | 1〜1.6万円 ※滞在先によって変動 |
留学体験先 | 以下の表の4つから1つを選択 |
応募締切 | 〜7月31日(選考あり) 8月3日~(空きがあれば先着順) |
留学体験先の各テーマ

全体日程

それ以外の日程は自由参加になります。
留学体験先
①たかはたオーガニックラボ (受け入れ2名/週)

元祖有機農業の精神を受け継ぐ新しい農業団体
高畠町有機農業は、全国でいち早く「環境、健康に優しい土壌と食べ物づくり」を提唱し、先駆地域として牽引してきました。たかはたオーガニックラボでは、国内で深刻な社会問題となっている「健康」を新たな付加価値として創出し、次世代に伝えるため、健康になる農法や食卓の研究開発、健康で元氣になる農育・食育や体験企画、講演会、研修会などを通した啓発活動を展開しています。
探究テーマ :「農業を通じて人も自然も環境も健康にしたい」

小林 温
農家に婿入りして有機農業に携わり16年になる小林です。有機農業に関わる生産法人に勤務する傍ら農家としても現場で米作りを行っております。米農家でおいしいコメを食べ過ぎたためか通風を発症したことから玄米食を日常的に取り入れ始め、健康な食と農とは何かについて考えるようになりました。
たかはたオーガニックラボは次世代に健康を伝える事がテーマとして2019年に立ち上がりました。現在は町内の学校給食に健康な食と農を取り入れる事を取り組みを進めています。さて健康になる食事とはどのようなものでしょうか。全国でも先駆けて有機農業に取り組んだ高畠町としては、地元の有機栽培で育てた米や野菜をたくさん食べる事と言いたいところですが、はたしてそうでしょうか。有機栽培といっても生産方法が少し異なるだけでも品質は大きく異なります。昔ながらの有機農業もよいですが、今は科学的に解明されていたり、生産手法の確立や更なる進歩もあります。
実際のところラボの中でも健康になる給食へどのような基準を設けたらよいか実は悩んでいます。また実際の導入にあたってはコストの問題や十分な生産力の拡大が必要にもなります。みなさんにはたかはたオーガニックラボに所属する農家の方と一緒に農作業をしていただきながら、率直なご意見をいただき私たちも新しい気づきが得られれば幸いです。
・高畠町の基本情報(人口、気候風土、産業、文化、歴史、経済規模など)
・高畠町と有機農業の歴史の調査
・日常的に買い物するお店で、どんな有機食材が売られていたか
・腸内環境を改善する食生活について
※来訪時に是非みなさん自身の気づきやご意見を聞かせてください。
②高畠熱中小学校 (受け入れ2名/週)

2015年より始まった廃校再生のプロジェクト
2015年より始まった廃校再生のプロジェクト、もういちど7歳の目で世界を…というテーマを掲げ、元気な大人たちが学んで新しいことに挑戦するための場所となっています。こちらは職場体験というより、地域に対して色んな興味のある方の調査研究の支援や相談に乗ったり人の紹介をさせていただきます。今回の取り組みの総合窓口でもあります。
探究テーマ :「今から未来へ地域を学びでもっとおもしろく」

長谷川 智之
高畠熱中小学校事務局長の長谷川です。大学卒業後、地域おこし協力隊という事で高畠町の町おこしのお仕事を3年やらせていただき、今も引き続き熱中小学校の取り組みを通じて、まちづくりに関わらせていただいています。地域おこしに関わったのは”なんとなく”という感覚に近いので、いまなんとなく地域に興味関心がある方にも色々とお話できるかと思います。
今の取り組みに関わるまでは学校で学ぶ事は形式的であまり目先の物事には関係のない事というイメージがありましたが、学びの場を作る立場になってみて学ぶ事から始まる楽しい物事がたくさんあるなと感じます。実際に自分の身体で見て聴いて感じて、その先への興味を探究していく。そんな本来誰しもが持っている学習の能力をうまく使ったらもっと楽しい未来が創れるそんな風に考えています。一人一人の楽しい学びを活かして社会を変えていけたらいいですね。
今回のプログラムについても、新しい人や物事に出会う事、そして自身の意志で考えて行動する事が、一番の学びであり何より楽しい要素でもあると思い企画を作っています。熱中小学校では運営にあたっての日常的な業務に関わっていただきながら、古くて新しいそんな新しい学びの姿とその価値について一緒に考えていただきます。
・高畠町の基本情報(人口、気候風土、産業、文化、歴史、経済規模など)
・熱中小学校プロジェクトの取り組みやこれまでの調査
・自身の経験してきた教育的な物事の問題点や課題について
・学びとはなにかについて自分なりに
※来訪時に是非みなさん自身の気づきやご意見を聞かせてください。
③anechan (受け入れ2名/週)

活躍の場を広げていくというビジョンを掲げる農業女子会
山形県高畠町の農業に携わる女性の立場から農業を取り巻く環境を見つめ、活躍の場を広げていくというビジョンを掲げて立ち上げられた。農業女子会。実家が農家の方や農家に嫁いで農業に従事されている方が集まってイベント出店などをされています。
探究テーマ :「あなただけの農の楽しさ、みつけてほしい」

大野 美千代
実家が高畠町のお隣南陽市で、元々農業に関わってはいませんでした。東京で就職してしばらく住んでいたのですが、16年ほど前にUターンして果樹農家の家に嫁いだ事をきっかけに旦那と一緒に果樹農家をはじめました。最初は農家の仕事はきつかったですが、手探りでいいものを作り上げていくという過程が楽しくてすっかりハマって今に至ります。
女性農業者は元々少ない事もありますが、所属できるコミュニティそのものもほとんどありませんでした。そこで近隣で農業に携わる女性に声をかけ農業女子Anechanを結成しました。Anechanでは女性目線での農業の楽しさや現状を皆さんに知ってもらうべく、マルシェへの参加や食育の本の紹介する活動等を行っています。私なりの農の楽しさは日々の成長がみれる事、さらに手を加える事でより理想の姿に変わっていくのを感じられる事が大きいです。またあたりまえですが、食べ物はちゃんと作らないと出来ないという事に改めてハッと気づかされました。
Anechanでは特にぶどうの収穫や出荷作業に携わっていただきながら、農の楽しさとか大事さってなんだろうという事を考えてもらいます。みなさんにもあなただけの農の楽しさを見つけていただき是非私たちにも教えてください。
・高畠町の基本情報(人口、気候風土、産業、文化、歴史、経済規模など)
・自分が作ってみたい作物と育て方について調査
・自分の出身の地域の農産物について
・農の楽しさとか大事さについて
※来訪時に是非みなさん自身の気づきやご意見を聞かせてください。
④エビスヤ (受け入れ2名/週)

全国でも珍しいペットと一緒に米沢牛を味わう宿
全国でも珍しいペットと一緒に米沢牛を味わう宿。ワンちゃんは家族の一員!楽しい旅もワンちゃんと一緒に過ごす。館内はすべてワンちゃんと一緒にご利用できますお食事は山形ブランド「米沢牛」を食べつくし。こちらは住み込みで働いていただき、まかないも一緒にいただける。ちょっとおいしい体験もあるかも・・
探究テーマ :「東北にペットと楽しめる先進的な観光地を作りたい」

井田 和史
「愛犬のおやど」代表を務めております井田和史です。私は地元の高校を卒業後に大阪の専門学校を経て東京のパークハイアット東京や大阪のダイニングキッチンで料理を学びました。26歳の時に山形に戻りエビスヤに就職をしましたが地元の宴会などが主な仕事としているうちに、高畠町も含めて全国の多くが人口減少して行くことに大きな不安との葛藤をする毎日でした。
以前から犬猫などのペットに興味があり仕事に繋がらないかと言う中でペット専用のおやどとしてはや一年が経ちます。
観光地へ行ったときにはやっぱり県外の方が多いのですが、地元の人が買わなそうな珍しくて面白いものが売っています。
そういうのを自分が住んでいる所で作っていくのは、やりがいがあって楽しそうだと思っています。一昨年前から、エビスヤ旅館は愛犬のお宿として、ペットと一緒に楽しむ旅館へ生まれ変わりました。東北にはまだまだペットと楽しめる代表的な観光地はありません、私たちは愛犬のお宿での取り組みを通じて東北エリアの先進的な観光地を作りたいと考えています。
エビスヤ旅館での日常的な業務や手が回らないお仕事に関わっていただきながら、
みなさんの独自の知恵と力で新しい可能性が広がっていく事を期待しています。
・高畠町の基本情報(人口、気候風土、産業、文化、歴史、経済規模など)
・高畠町の観光情報についての調査
・全国のペットのお宿やペット向けサービスの近況の調査
・先進的な観光地の魅力やポイントについて
※来訪時に是非みなさん自身の気づきやご意見を聞かせてください。
滞在先
①ギルドハウス高畠 (受け入れ4名/週)

②エビスヤ (受け入れ4名/週)

各滞在日のスケジュール

利用の流れ
お申し込みフォームを入力します。
8月2日までに、公式LINEにて選考結果のご連絡をさせていただきます。
追加募集は、8月3日〜8月25日になります。
参加する方は、事前課題について取り組みを行います。
プログラムが始まります!
新型コロナウイルス感染拡大防止対策について
・まん延防止等重点措置や緊急事態宣言発令された場合、企画の変更や中止または当該エリアからの参加についてお控えいただく場合があります。
・参加前の検温や健康チェックへのご協力をお願いいたします。もし体調等がすぐれない場合はご参加をお控えください。
FAQ
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