この記事では、2022年4月~5月に北海道豊浦町に1ヶ月間ホームステイをしたモデルのアイヤナさんの経験談を紹介していきます！
【アイヤナさんプロフィール】
年齢：2０歳
出身：千葉県
職業：モデル
利用期間：1ヶ月間
ステイ先について：北海道豊浦町
【個室】52,800円/月（1ヶ月の場合）
ステイ先の紹介HP：https://familyinn.jp/hokkaidodeinakataiken/
田舎ホームステイを利用したきっかけや理由を教えてください
毎日、仕事や学校で都会に出入りし、毎日日程が詰まってぐるぐる回っていることに疲れてしまったんです。田舎でゆっくり暮らしながらこれからのことを考えたり、作品を作ったりできたら良いなと思い、田舎ホームステイを利用しました。
ホームステイをする前に不安はありましたか？
ホストさんが怖かったらどうしよう、厳しいことがあったらどうしよう？という不安はありました。実際に行ってみたら、みんな優しくて、厳しいこともなくて、全然大丈夫でした。
当初の目的であった、「田舎のゆっくりした時間の中、絵を描きたい」という過ごし方は実現できましたか？
できました。向こう（ステイ先）に動物が結構いたので、その子たちのお世話をしたり、お手伝いしたりしました。それ以外にもハンモックでゆっくりしていたり、絵を描く時間もありました。ホストさんと一緒に時間を過ごしながらも、自分の時間も大切に過ごせましたね！
滞在を通して感じたホストさんや街並みの印象を教えてください
ホームステイ中は寮に住んでいたんですけど、そこにいてくれた方や、その人に限らず、ステイ先で関わったみんながおおらかな人でした。
一緒にご飯を作りました。美味しい作り方なども教えてもらえて。寮とは別の場所で暮らしていたホストさんの家族の子供たちとも、いっぱい遊びました。向こうでは、携帯やゲームで遊ぶのではなく、自然と戯れながら過ごしていました。こっち（都会）で過ごしていたら身につかないような知恵も向こうでは子供でも持っています。子供なのに山菜つんで料理してくれて・・・感動、というか関心しましたね。
テレビ持ってなかったり、携帯持ってない人も多かったんですけど、その中でも楽しみを見つけて過ごしている姿が良いなと思いました。こっち（都会）だと携帯がないと何もできないので（笑）。
空も広くて、星空もすごく綺麗でした。周りには建物もなくて、山も、きれいでした。
どういうことを体験しましたか？
机を解体する作業やDIYをしました。焚き火もやり方を教えてもらいながらしました！GWはカフェをやっていたので、そこのお手伝いでいろんな料理を作らせてもらいました。ホストさんに教えてもらいながら、ブルーベリーの剪定もしました。珍しい動物たちのお世話もさせてもらいました！
一番楽しかったのは、近所の方とかが集まって焚き火でBBQをしたことです。その中で歌ってる人がいたり、小さいこと遊んでる人がいたり。焚き火は何回かやっていたんですけど、その空気感が楽しかったです。
ホストさん以外の人とも関わる機会が結構あり、いろんな人の考え方とかに触れられて！旅をしている人が結構たくさんいて、その人たちからいろんな国の話を聞かせてもらえたのはすごく嬉しかったですね。
ホームステイ期間後、この先やりたいことに変化などありましたか？
元々仕事でモデルをさせてもらっていたのですが、ステイ中の1ヶ月間、お仕事をしていませんでした。1ヶ月間仕事していない間に、ホームステイ先で知り合いのカメラマンさんと撮影をする機会がありました。前はモデルの仕事に対して疲れる印象などあったんですけど、ステイ先での撮影が楽しくて！
その時に、「やっぱり自分が（モデルを）やっていたことは、自分が楽しくやっていたことだったんだな」って再確認しました。それは私にとって大きな収穫でした！
あとは、時間がある中だと、「あれ作りたい」とか、「あれ描きたいな」などの美術の意欲もでるので。また時間をつくってこっち(都会）でも活動できたらなと思うことができました。
リセットする期間を経たからこそ、自分の好きなことに気づけた感じですね。
＜ホームステイ前から動物の保護ボランティアに興味を持っていたことについて＞
ホームステイ先に一緒に飼い犬を連れて行きました。都会だとコンクリートの道をリードをつけて散歩しないといけない環境でしたが、向こうでは、リードを離して山道を散歩したり、お肉食べたりしました。おじいちゃん犬なんですけど、こっちにいるより、あっちの生活の時の方がすごく生き生きしていて。動物を飼うにあたって、自然って大事なんだなってすごい思いました。
元々犬猫のボランティアだけに興味があったのですが、向こうで鶏やヤギ、あとは馬を買っている人とも出会うことができたので、広い意味でのボランティア活動に興味をもちました。いつかは引退した馬とかの保護についても考えたいなと思えるようになりました。
最後に感想
田舎ホームステイをして、コンビニとか、車で行かないと遠いような環境でいろんな人と触れ合いました。都会で機械とかと向き合い続ける生活から、自然や動物、子供を相手にゆっくりする時間が増え、すごくリラックスすることができました。ゆっくり時間をつめこみすぎずにリラックスし、色んな自分の知らなかったことと関わることは、これからの日常生活においても大事だなと思いました。
あとは、優しい人がすごく多かったです。何かをしてあげたら、それが帰ってくるっていうか・・・ご近所さんにパンをお裾分けしにいったら後日ほたてをくれたり。そういう関係がどこともあって。あれもらったり、これもらったり、そういうことが多かったです。もらうだけではなく、誰かに与えたら自分にも帰ってくるんだな、ということを実感できました。
田舎と都会どちらにも良さがあると感じたので、いつか住むのはその中間がいいな。
仕事は都会で、休日は田舎でゆっくり、という風に行き来したいです。
今回行った場所も、フルーツの季節になったらまた遊びに行きたいし、他のところにも行ってみたいですね。
田舎ホームステイについて
旅の出会いは一期一会だ。
場所も、人も、触れることはできても深くつながれない。
ネットに載っている情報の場所だけだと、なんだか物足りない。
もし、あと少し一緒に過ごすことができたなら。
もっと、深い気づきを得て、新しい自分がなることができる。
そんな気がする。
田舎ホームステイは、１週間からその地域に暮らすことで、
あなたが地域に溶け込み、深いつながりと、深い気づきを得る。
そして新しいあなたに出会う瞬間を提供します。
「暮らしの中で出会う経験が、新しいあなたをつくる」田舎ホームステイ
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